K1600のシートローダウンキットが安くて効果大だった


こんばんわ。
昔は乗りづらくてカッコいいバイクに浪漫を感じていましたが、
ここ数年は乗りやすさばかりを重視する牙をもがれた自称バイカー猫好きです。
今日は高級ラグジュアリーツアラーのK1600Bを、
更にラァグジュゥアリィ~にするための貧乏人カスタムをご紹介します。

K1600Bのステップ
以前「K1600Bに1,000km乗った感想」でも愚痴ったように、
BMW K1600Bの足つきがイマイチ良くありません。
シート高は十分低く、幅も大分絞られているのですが、
丁度足を下すところに馬鹿デカいステップがあり、
足つき性を阻害しているのです。

K1600シートローダウン
身長175cmの猫好きで、深く腰掛けた状態で踵が浮く位。
跨ったまま取り回ししようと立って跨れば踵までベタ付き、という感じの足つき。
乗り回すのに不都合が出るレベルではないが、
アメリカンバイクばかり乗ってきた自分からしたら、もう少し安心感が欲しい。
これではグラッと来た時に踏ん張り切れないかもしれない。


アールズギアより、アルミ削り出しの邪魔にならないミニステップが発売されており、
これに変えると大分足つきが良くなるそうなのですが、
お値段が32,000円もする。
3,200円の間違いじゃないか?


因みにハーレーやストリートバイク乗りからすれば、
「ヤフオクで買った安物ローダウンサスに変えりゃいいじゃん」
と簡単な話に聞こえそうな話ですが、K1600は前後電子制御サス。
プログレッシブの安物11インチサスでも付けとけばええやん!という訳にはいかないのです。
(っつーか今プログレッシブ6万とかすんのね・・・昔は新品2.5万で買える安物サスだったのに・・・)


K1600の足つき性の向上については、
シートの固定位置を下げる、という手段もあります。
シートをマウントするゴムを交換する事で、1センチのシートダウンが可能らしい。
お値段は怪しい中華製で送料込み1,300円。
安いしダメ元で買ってみるか。
因みにワンダーリッヒとかいうBMWのカスタムパーツメーカーでは同様の商品が6,200円で売られてます。
ひどいぼったくりだ。
(いや、1,300円の方がワンダーリッヒのパクリ製品なんだろうけど・・・)


届いた。
左がノーマルのシートマウントで、右が購入したローダウンシートマウント。
バイク側に差し込む穴の中心がズレてますよね。
このズレの分だけ、シートを下げられるというアイテムです。

K1600シートローダウン
付ける前。

K1600シートローダウン
付けた後。
シートとタンクの隙間が1センチ広くなってしまいダサくなる・・・
と心配していましたが、それ程気にならないな。
気のせいレベルの違いです。
シートとカウルが干渉するという事も無さそう。

K1600シートローダウン
そんな気のせいレベルの違いしかないのですが、足つきは確実に良くなりました。
あともう一声!という足つき具合でしたが、
十分その「あと一声」を実現してくれるレベルで違いを体感できます。
バイクの足つきにとっては1cmという違いはなかなかデカいのです。


シートからステップまでの距離が短くなり、少しだけ足が窮屈になった筈ですが、
その違いは特に感じられませんでした。
元々足の曲がりにはかなり余裕がありますからね。


また、シート高が1cm下がったため、相対的にウインドシールドの風防効果も1cm上がっているという事になります。
が、これは流石に違いは感じられなかったかな・・・。
理屈としては確実に風防効果が上がっている筈なのですが。


そんな感じでローダウン大成功です。
これはコストパフォーマンス高いんじゃないですかね。
たった1,300円で安心感と快適度が大幅アップ。
ラァグジュゥアリィ~度も爆アゲ。貧乏人も大喜びです。

K1600乗ってる人は、足つきに不満なくてもとりあえずコレ付けとけと言いたいです。
またBMWはシートをこのマウント形式にしている車両も多いようで、R1250TRなどでも使えるようです。
上の写真はGSかな??

まぁ、クソデカステップが邪魔なのには変わりありませんが、
32,000円のミニステップ購入の迷いは完全に断ち切れたかなという感じです。
珍しくコスパの良いチャイナ頼りの貧乏人カスタムでした。

HOMEに戻る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です