公開最終日にトヨモーター展を見に行ってきました。
古いバイク大好き人間には最高の展示会でした。
場所は刈谷市美術館。
名古屋からそう遠くないけど道がスゲー分かり辛かった・・。
この日は天気が微妙なのでビートルに乗ってきた。
やはり古い乗り物が好きな人が多く来ているようでメッチャ見られてた。(恍惚)
駐車料金は無料でした!
美術館の入場料も無料。
とても良心的。
トヨモーターって何ぞや?
という人は↑参照。
展示車両の全てがトヨモーター製ではないという所だけ覚えておけばいいんじゃないかな。
どれがトヨモーターのバイクで、どれが他メーカーのバイクかは説明パネル見ないと分かんないよね。
因みに車両は撮影OKだけど、パネルやビデオなどの資料関係は撮影禁止だった。
エンジンヘッドの金型ならぬ木型とか展示されていたので写真撮りたかったなぁ・・。
戦後間もなくの自転車にエンジン付けたようなバイクから、
ちゃんとバイクバイクしているバイク(?)まで展示されており、
その過渡期を見て感じることが出来ます。
フライバード。
車名かメーカー名かは忘れた。
ヘッドライトとカラーリングがカワイイな。
そんなに重そうな車両には見えないがエンジンガードも。
未舗装路も多い時代でしょうから、軽いバイクでも必要なものかもしれないですね。
ユーモラスなシルエットのバイクだ。
タンクとシートのボリュームが笑える。
ガブのお化けですね。イタリアのアエルマッキを参考にしてるのかな?
自転車みたいなバイクから、ちゃんとしたバイクになったバイクって感じ。
綺麗なガーターフォークだ・・・。
とても華奢なシリンダー。
そこから伸びる、それなりの太さのある2本のエキパイが美しい・・・。
オイルポンプかな??
???・・・ルパン三世・・・?
こちらはキャブトンのエンジンですね。
キャブトンマフラーのキャブトンです。
昔はキャブトンが日本製のバイクとは知らなかったよ。
ケースのエンブレムの「M」はみづほ自動車製作所のMみたい。
三菱ではない。
かなりデカい!!
600ccって書いてあったかな??
因みに「キャブトン」とは、
Come And Buy To Osaka Nakagawa (大阪中川まで買いに来たれ)
という言葉の頭文字から来ているらしい。
名古屋のメーカーだけど、販売会社は大阪だったとか。
なんだそりゃ。
トライアンフのエンジンよりカッコいいよね・・・
ライダーからの眺め。
なかなか面白い。
こっちは同じキャブトンでも違うモデルのエンジンですね。
フィンが短く、無骨なシリンダーだ・・・。
こっちはオリンパスというメーカーのバイク。
昔は名古屋はバイクメーカーだらけだったという話は知っていましたが・・・。
バイク好きには楽しい時代だったのかもしれませんね。
俺は生まれてくる時代を間違えたのかもしれぬ。
それにしても展示車両は何処から持ってきたんだろう。
トヨタ博物館あたりから借りてきたのかな??
これはトヨモーターのバイクですね。
ほぼ自転車です・・。
この鋳物のカバーかっこいいな。
とても特徴的なバイクが展示されていました。
これもトヨモーター製。
前にカゴのあるバイク。
ハンドル重そうだなぁ・・・。
あまり需要が無く、100台くらいしか作られなかったモデルらしい。
よくこんな邪魔くさいモンが50年以上も残っていたな・・・。
トヨモーターも含め、名古屋に多数あったバイクメーカーは伊勢湾台風を機に一気に衰退していったのだとか。
もちろん自動車の普及という背景もあったのでしょうが。
バイクメーカーが日本でたった4社になるまで減らなくてもいいとは思わないかね・・?
2階でやってた絵画教室の展示館もついでにチラ見してから撤収しました。
帰りは背後に60年代を感じるシボレーのピックアップが背後に付いていた。
相変わらず三河の街は熱いな。
そしてゲリラ豪雨に遭う。
バイクでイケるかと思った瞬間もあったが、ビートルで来て正解でした・・・。