1月の末にトヨタスタジアムで行われた、
ハーレー、BMW、ドカティの合同試乗会を覗いてきました。
因みに参加費1,000円。
ディーラーに行けばタダで試乗させて貰えるけど、全く買う気も無いのに試乗させて貰うのも申し訳ない。
そう考えると、1,000円払えば気兼ねなく試乗が出来るこのイベントは、
ある意味精神衛生上とても良いイベントである。
まずはハーレーのパンアメリカンに試乗。
停車時に車高が下がり、走行時に車高が上がるという上位グレードの車両でした。
因みにその動きは体で感じられるものではなかった・・・。
エンジンがガラガラうるさい。スロットルを開けるとヒュルヒュルと鳴るエンジンが水冷っぽさを感じる。
そこそこ身長のある猫好きでも、ハンドルが遠い。
うーん、乗りやすいけど、イマイチ良さが感じられない・・・。
これならハーレーじゃなくてもいいよね、ってなりそう。
お次はドカティのディアベルに。
ドカティのクルーザーという立ち位置のバイク。
名前が萌え可愛い。(”悪魔”という意味らしい)
エンジンは今日乗った中でも一番メリハリのある乗り味でした。
しっかりと調教されたエンジンって感じ。
流石スポーツバイク中心に作ってるメーカーだけあると感じる物でした。
あとブレーキとクラッチがやたら短くて、その辺りにもスポーツバイクらしさを感じる。
・・・でも何だろう・・・なんか凄いエンジンフィーリングが合わなかった。
何が気に入らないかと言われると自分でもわからないけど、何か肌に合わなかった。
よくできた精密機械って感じが合わなかったのかな。
最後はBMWのR18。
1800ccのボクサーツインを積むメガクルーザー。
とにかくエンジンの存在感が凄い。
1800ccのアッピィルが露骨。
1800ccボクサーツインの横揺れは半端ない。
1200ccのボクサーよりずっと揺れが強い。
セルを回すときは、必ず両足を着くか、スタンドを掛けた状態でセルを回すようにとディーラーの方に言われた。
実際スタンド掛けた状態でセルを回すと、バイクがドスドスッと左右に揺れて始動します。
400kg近いバイクがこんな動きしたら立ちごけするわ。
走行中も、ラフにエンジンを開けると、誰かにバイクを左右からどつかれてるんじゃないかという位、グワングワンとバイクが左右に揺れます。
これは怖いな。慣れの問題かね。
因みに巨大な液晶ディスプレイが付いているが、日本ではここに純正ナビを写す事が出来ないらしい。
無駄ァ・・・
(写真撮れるタイミングが一瞬で、風景がブレてしまった)
あと、シフトペダルとブレーキペダルがやたら小さく、試乗中に何度も位置が分からなくなった。
ペダルの形とか凄い綺麗だとは思うけど、ここは操作性優先してほしいなぁ。
まぁ、これこそ慣れの問題だとは思うけど・・・。
乗り味としては・・・フツーに大人しいバイクって感じでしたね。
特徴や味を感じられなかった。
そういう万人に受け入れられるプレーンさがBMWらしさのような感じもするけど。
結論。
スポーツスターが一番面白い。
試乗会行っても、今乗ってるバイクの方が面白いと感じられるのは素晴らしい事です・・・。
ハーレー乗り出してからは試乗会行行っても、大体この感想に至り、自己満足に浸りながら帰路に就くのであった。
なんか全体的に試乗車をdisるような日記になってしまった。
何しに来たの??
おまけ。
別の日ですが、ハーレーダビッドソン名古屋に冷やかしに来た。
まだスポーツスターSの実車を見た事が無かったので。
ほほう、思いの外コンパクトですね。V-Rodくらいあるのかと思ってた。
マフラーの張り出しがエグい。
断熱は完璧らしいが、これは邪魔そうだなぁ・・・。
と思って跨らせてもらったのですが、意外と邪魔では無かった。
あまり目にする機会の少ないエンジン左側。
ゴチャゴチャして美しくないな・・・。
パンアメリカと同じ系列のエンジンの筈だから、このエンジンもガラガラヒュンヒューンといった音がするのかな?
ついでに先日発表されたローライダーSTの実車展示はいつになりそう??
と聞いたところ、店に入荷した分は何処のディーラーも既に契約済みなので、
店頭に並ぶ前に即納車されるため、暫くは実車を見る事は難しそうです。
春のモーターショー見に行った方が早いかもしれんね。