9月上旬、自分がかれこれ3年近く嵌っているゲーム、「原神」のBGMを手掛けるYu-Peng Chen,(ユーチン・ツェン?ユーペンチェン??)氏が
開発会社のmiHoYoを離れたというニュースが舞い込んで来ました。
>>【原神】Yu-peng ChenがHoYo-MiXからの脱退を発表
マジか・・・。
猫好きは原神の好きな所のかなりの割合を
「BGMのクオリティが高い」
という評価で占めているのに・・・
マジか・・・。
8月くらいから、ユーチン・ツェン氏の名前が
原神のYoutube動画のクレジットから消えているから
退職したのではという噂は目にしていたが、嘘でほしかったよ。
スメール編の砂漠エリアのお話から、どうもBGMが刺さらなくなってきたとは感じていた。
エジプトモチーフの世界観という事もあって、
その曲調が個人的に合わなかっただけだと思っていたが、
まさにその辺りからユーチン・ツェン氏が原神のBGMに関わらないようになっていたらしい。
原神のBGMは、全体的にゲームミュージックとしては派手さや熱さがない、
比較的おとなしめのBGMが多く、自分の好みには合わないはずなのに、
それが何故かメッチャ刺さったのです。
耳に残るフレーズと、詫び寂びがとて効いている曲が多いいんですよね。
聞き減りのしない、飽きの来ないBGM。
マジで12,000円払って原神オーケストラ見にいく位好きなのです。
最近は、フランス、イギリス、スペイン辺りの世界観をモチーフにした国、フォンテーヌが公開されました。
まぁまぁ、よくある中世ヨーロッパ的なファンタジー寄りのBGMになるのは必然で、
これまでの中国や日本、中東やエジプトといった特徴的な世界観をモチーフとした国に比べると、
BGMも比較的日本のゲームで良く耳にするありきたりな曲調になるのは必然です。
フォンテーヌが公開されて2カ月近く経ちますが、
やはり予想通りBGMが刺さらない。
BGM聞くために目的のフィールドに行こうとか、ボス倒しに行こうとかいう気にならない。
ありきたりなファンタジーな世界観だからBGMが印象に残らない・・・
だったら自分の好みの問題なので良かったのですが、
それだけではなく、
これまでBGMを手掛けたユーチン・ツェン氏が居ないから・・・
という事が分かってしまい、
これからも原神が好きでいられるかとても不安になってしまいました。
フォンテーヌの曲にもいいものはあるんですよ。
新バージョンリリース予告時に公開されたこの動画の2曲。
フォンテーヌメインテーマと戦闘曲①とか、
その後公開された戦闘曲②とか。
この3曲はかなり好きですが、これ以外がもうほんと耳に残らない。
ユーチン・ツェン氏の抜けたMohoyo、マジで大丈夫だろうか。
でも、いかにファンタジーRPGの戦闘曲って感じのノリノリな戦闘曲②より、
静かながらも盛り上がりのある戦闘曲①をメイン戦闘曲に据えたのは評価する。
次のバージョン4.2では週ボスが追加されます。
これはユーチン・ツェン氏が最後に手掛けたとされるボス曲。
週ボスのBGMはこれまでもれなく神曲揃いでしたが、
(ユーペンチェン氏が抜けたと思われる後に実装されたアペプのBGMはちょっと微妙だったな・・)
果たして新しい週ボスのBGMどうなるか・・・。
ユーチン・ツェン氏、miHoYoから外部委託で原神の曲これからも手掛けてくれないかな・・・
でも本人のウェイボーでは、
スタッフが育ってきたから自分の音楽活動の為に抜けるという言い方をしていたので、
その言い方をした以上、再び原神に関わろうとするだろうか? とも思う。
マジでユーチン・ツェン氏離脱のニュースを見てから、
その後の続報が気になってググってしまう日々が続いています。
本当に残念です。
鬱い。