先日の動画についての謝罪と釈明


こんばんわ。
当Blog、Chain Masqueradeの運営管理をしております猫好きです。
先日は痛々しい動画をアップロードしてしまい申し訳御座居魔閃でした。
本日はこの件に関しての謝罪と釈明をさせて頂きたく皆様のお時間を頂戴できましたらと存じます。

長くなりますが、先日の動画を見られて
「なんだこいつヤッベ」
と思われた方には是非とも目を通して頂きたい言い訳となります。



ユーチューバーに対する認識について

まず猫好きは、ユーチューバーとかいう人種が大嫌いです。
何年も前から、
「お前もユーチューバーやればいいのに」
と何人もの方に言われているのですが、
ユーチューバーどもが動画の冒頭でやってる
「ハイこんにちわ!猫好きでっす☆!」
みたいな動画の入り方をしているのを想像するだけで鳥肌が出るのです。


それに対する猫好きの回答が動画冒頭の、
「どうも。 僕です。 猫好きです。 (ワン!)」
だった訳ですね。
正直これもどうかと思うよ。

ともあれ、ユーチューバーが生理的に無理なのです。
一般人の分際で自分は他人とは違う権利を持っているかのような振る舞いが、
テレビ撮影クルーに似た嫌悪感を感じてしまうのです。
特に第三者に干渉する事が中心のコンテンツ作りをしている奴が嫌い。
(一人で細々やってるユーチューバーは赦した)

また、現状のBLOG発信者のイメージと、Youtuberのイメージの性質の乖離も懸念しております。
個人的な感覚としてインターネット上のコンテンツで声を晒すという事は、
顔や人格を画像やテキストで晒している事と比べると、
閲覧者に対してかなり大きな踏み込みをしていると感じるんですよね。
写真やテキストに比べると、「声」という媒体は、閲覧者に与える感情的な情報が大きいと思うのです。


皆さんはNHKの「できるかな?」の のっぽさん が最終回で喋り始めた時どう思いましたか?
自分は、いきなり自分の中ののっぽさん像が人格を得て暴走し始めたような感覚がありました。
「おっ、こいついきなり自我をもち始めたな」
という感想でした。
プラスかマイナスのどちらの感情が動いたかと言えば、完全にマイナスでした。
BLOG書きとしての今の猫好きのイメージが、この自我を持ったのっぽさんのイメージに上書きされてしまうのは、
私の望む所ではありません。

自分自身がそういった感覚を持っているため、
現在の立ち位置からユーチューバーへの方針転換はあり得ないなと思っていました。
(ちゃんと俺はユーザの心をここまで考えてるんだよ。これでも広告に関わる仕事をしているんだよ)



経緯について

とはいえ、同時に自分の感覚が古くなっているという自覚もありました。
インターネットの普及と進歩により、
今は調べ事はGoogleで検索するよりも、SNSやYoutubeで調べるといった層が無視出来ない程の割合になっています。

2000年頃。
かつては個人がWebサイトを持っており、ユーザーはYahoo!e検索や同じカテゴリが集められているポータルリンクサイトから面白いWebサイトを探していました。

2005年頃。
やがてBLOGが登場し、Webサイトを構築する知識が無い人でもネット上でコンテンツを公開できるようになり、個人WebサイトよりもBLOGが主流となって行きました。

2010年頃。
ミクシィやTwitterなどのSNSが登場し、個人サイトやBLOGで発信されていた情報がSNSに集まるようになります。
同時に、個人が運営するサイトやBLOGの注目度が下がり、更新頻度が減って行きました。

2015年頃。
そして、Youtubeで個人が情報を発信する事が一般化していきました。
Webの知識も要らず、動画作成ツールの使い方と、Youtubeの設定さえ理解できれば始められるものですので、更に新しい層が発信者としてインターネットに登場します。

更にユーザーにとっても、「見よう」という意思がないと情報が得られなかった、これまでのテキストを中心とした媒体とは違って、
情報を得ようという強い意志が無くても情報を取り込める、音声という媒体を介した「ながら見」が出来るというメリットも現れました。
これがBLOGと動画の違いとして、とてもデカいと思う。


時代の流れです。
生理的に無理と自覚しているにも関わらず、僕がユーチューバーとかいうものに手を出してしまったのは。
Youtubeで調べ事をするという習慣が未だに信じられないインターネット老人の自分にとっては、この何でもYoutubeな文化が受け入れられ一般化しているのが未だに理解できないのですが、
動画配信という手段を無視できる情勢ではなくなっている事から、
ユーチューバーの真似事という愚行に至りました。


与えられた特権を持つが故の暴走


猫好きはプロ用の動画編集ツールを持っています。
会社から Adobe Creative Cloud のコンプリートプランのアカウントを支給されているので、
フォトショだろうがイラレだろうかプレミアProだろうがアフターエフェクトだろうが触り放題なのです。
年間9万近くするこの特権を使わずにいるのは勿体ないという気分になります。

あと、3月の期末を乗り越え、4月になったら急に暇になったという理由。
4月になって何か新しい事を始めようという出過ぎた向上心が事故に繋がりました。


事故った場所について

それらの理由により、一発カマしてやろうと思いGoPro片手にバイクで走りに行き、
帰宅してAdobe Premiere Proを起動した結果がKONOZAMAです。
作ってる途中で
こいつぁアカンぞ・・・
と事故っている事には気づいてはいたのですが、
ここままで手を掛けてお蔵入りするのも勿体ないので事故車のまま完走してしまいました。
駄目だった点を反省点として上げてみましょう。


活舌が悪い

何言ってるのか自分でも分からない。
分かってるならゆっくりボイス使ったりすればいいのですが、そこまで手間を掛けたくなかった。
また、どうせ動画作るならテキストの延長線上とも言えるテキスト読み上げより、自分の声でやりたかった。
じゃあせめて字幕つけろと言われそうですが、メチャメチャ面倒くさかったから止めた。
全てにおいて中途半端だよお前は。


動画に詰め込める情報が少ない

これは改めて気づいたのですが、
10分間動画を見で得られる言葉の情報量と、
10分間BLOGを読んで得られるテキストの情報量では、
圧倒的にBLOGの方が情報量が多いです。
長い動画にすると見て貰えないだろうと思って10分以内という縛りを設けて動画作成に着手したのですが、
10分では最低限の情報しか盛り込む事ができず、言いたい事が全然言えなかった。
それによって、普通で面白みのない動画になってしまった感がある。


Premiere Proの操作が分からない

一応最低限形にしたつもりではあるが、もう少し細かい所の調整をしたかったが、やり方が分からなかった。
誰かメシ奢るから、俺にPremiere Proのレクチャーを2時間くらいしてほしい。

動画作成そのものが時間掛かりすぎる
実は今回と同じような過ちを動画作成が一般化し始めていた12年前くらいにやっているのです。
Premiere Proの機能縮小版のPremiere Elementsを購入し、上記動画を作りました。
出来自体は今回のように事故らず、そう悪くなかったのですが、
たった3分程の動画を作るのにめちゃめちゃ時間が掛かってしまい、動画作成はコスパ悪いと思って早々に動画編集という趣味を諦めました。
そんな過去があった上で今回のチャレンジでしたので、極力時間を掛けず、自分がイヤにならないように気を付けたつもりです。
全く無知のPremiereの操作を調べながら作業して、今回の10分弱の動画を作るのに、結局5、6時間位掛かってます。
やっぱ動画作成はめんどくせーと再認識するだけとなりました。


動画作成そのものがつまらん

今回の作業時間5時間が、そんな面白い作業に感じられなかった。
自分はイラスト作成とかもやるのですが、(最近やってないけど)絵を1枚描き上げるのに20時間とか普通に掛かるんですよ。
お絵描きしている20時間は楽しいのですが、動画作成している時間は楽しいと思えなかった。
これは合う・合わないの話ですね。
自分には合わないようだ。


センスが古い

昔のFlash倉庫見ているようだと言われた。
言い得て妙だと思った。
しょーがねーだろインターネット老人なんだからよぉ。
実際、2010年くらいまでは仕事でも趣味でもFlash作ってたんだからその風味が滲みだすのは仕方ないとも思った。



以上です。
動画の出来は派手に事故りましたが、
動画と、この反省文をセットにすれば多少面白くなるのではと思って蛇足とは思いつつも感想を纏めてみました。
実際にやってみないと分からない事もあり、良い学びにはなったと思います。
また、最低限の動画作成スキルも学べましたしね。

ユーチューバーはもうやらないと思いますが、
ツーリング動画作成は今後もやるかもしれません。
また、動画撮ってほしいとか、自分もユーチューバーごっこしたいという危篤な方がみえましたら、お付き合いで一緒にユーチューバーごっこしてもいいかなという位です。


この度は誠に申し訳ございませんでした。
反省など微塵もしておりませんが、何故かすまんかったという感情だけが芽生えていたので、その事だけを皆様にお伝えしたかったのです。
正直、すまんかった。

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