お久しぶりです。
猫好きです。
猫好きのK1600Bが納車1年を迎えました。
BMWのバイクのオイル交換時期は、
ディーラーによると、1年、1万キロだそうです。
半年、3,000キロがオイル交換の基本と思っている感覚からすると大分寿命が長いですね。
(因みに納車から1年で5,000キロ走ってた)
という事で1年経ったので、ディーラーへオイル交換へ来ました。
が、作業予約したところ、猫好きのK1600Bには、リアサスペンション周りにリコールが出ているそうで、
オイル交換と同時にその対応も行う事になりました。
作業時間は2時間です。
流石に2時間も時間潰すアテが無いので、
お店に山ほど並んでる試乗車で2時間ばかし走ってきてもいい?
と聞いたらいいですよと言われた。
マジで!?
半分冗談で言ったのに!
やばい、どれ乗ろう。
普段は購入する気が欠片も無いのに試乗させて貰うのは何か申し訳なくて控えてるのですが、
今日は遠慮なくタップリ試乗を楽しもう。
とはいえ、どれもこれも数百万円の高級バイク。
怖くてよー乗れない。
なので、最近話題になってる中型免許で乗れるBMW・G310RSに試乗・・・
しようかと思ったけど、思ったより小さくてアレだなこのバイク・・・。
という訳で、どうせならBMWモトラッド一番人気の最新型に乗る事にしました。
R1300GS。
重いし足つき悪いし高額だしと、一番試乗を躊躇うバイクですが、まぁいったれいったれ。
写真を見る限り、身長175cmの猫好きで、足の指の付け根が地面に着く位ですので、まぁ余裕に見えそうですが、
実際は結構つま先立ちに近くて怖いです。
車重は235kg程という事で、リジスポより少し重い位。
乗り心地はとにかく軽快。
大型バイクに乗っているという感覚が薄い。
オフ車だなこれ。
軽快といいつつも、もちろんパワーは十分。
ボクサーツインのドリュリュリュリュ!という独特なフィーリングが楽しい。
・・・まぁ、エンジンのフィーリングはリジスポが至高だがな。
速度に対してギアを低めにして走らないと、
エンジンの振動やカタカタというメカノイズが少し気になった。
K1600は45キロで4速、55キロで5速、65キロ以上で6速、という感覚で乗ってますが、
1300GSはそれより+10キロ程スピード出してないと、エンジンの振動が気になるかも。
回し気味にして走るとスムーズでした。
(長年ハーレーに乗っていた、低速で粘らせる走り方している奴の感想です)
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ボクサーエンジン特有の横揺れはあまり気になりませんでしたね。
揺れると言えば揺れるけど、無視できるレベル。
R18の、横から2人の大男にバイクを掴まれて揺さぶられる様な横揺れと比べたらさざ波です。
あとこのモデル、自分のK1600B同様、オートシフターが入っている筈ですが、
クラッチ無しでギア上げると、やや無視できない変速ショックや引っかかりが発生します。
「あれ?オートシフター入ってなかったっけ?」
と思って、普通にクラッチシフトして走ってましたが、後からお店の人に聞いたら、やっぱオートシフター入ってた。
ボクサーエンジンはオートシフターの親和性がイマイチらしい。
K1600が特別親和性が高いみたいですね。2速上げる時でもデュルン!っとギア入るもんね。
後からネットで評判を見てみたら、これでも前モデルのR1250GSよりショックが和らいでるらしい・・・
ウインドシールドは電動。
一番上まで上げれば、砕けた風が頭の上を通っていきます。
小さいシールドの割に防風効果すごいと思いました。
グリップヒーターとシートヒーターもしっかり効きました。
グリップは温度を最大にすると熱いくらい。
走ってて概ね快適で楽しかったですが、
やはり足つき性が気になりますね。
横に傾斜の付いた道路や、停止線の前でアスファルトが凹んでわだちになっている所に足を付けようとすると、
足が届かずバランスを崩してしまいそうです。
1300GSから、停車時や低速時に車高を落とす機能が付いているモデルもあるそうですが、
この試乗車にはその機能は無し。
標準装備にしてもいいんじゃないかなぁ・・・。
庄内川の上流、土岐川沿いの県道15号を入り、
多治見のファミマに到着。
猫好きのいつものお散歩コースです。
バイクを停める時、少しバックしようとしたのですが、足つき最悪ですが重量が235kgと何とかなるレベルの重さだったので、
割と普通に跨ったままバックできました。
そんな感じのR1300GS試乗の感想ですかね。
スポーツ走行に全く関心のないバイク乗りの感想として聞いて頂ければと思います。
丁度2時間でディーラーに戻る。
オイル交換の代金は2万円。
高ぇな!!
純正オイル4,000円もすんのかい!
オイル4Lも入るんかい!
まぁ、1年交換しなくてOKという事を考えれば多少高くても許せるかな・・・。
オイル交換した後のK1600Bに跨ると、
べたべたの足つきに、
手前に引かれた幅の狭いハンドルに、
シートからステップまでの短い距離に、
R1300GSとは全く違うサイズ感に思わず笑ってしまった。
デカいデカいと思ってたK1600Bですが、GSに比べるとめちゃめちゃコンパクトなライディングポジションなんだな。
俺はこっちの方が体が落ち着きます。
6気筒の滑らか過ぎるエンジンに、
ムッチリとしたバイクの接地感、
空飛んでるようなフワフワのサスペンション。
やっぱK1600の方が快適だな。
面白かったけど、自分にはR1300GSは肌に合わないかもです。