GWに行った北陸ツーリングの道中、
石川県小松市にある日本自動車博物館へ立ち寄りました。
これまで色んなマニアな人たちのBLOGやSNSでココのレポを読み、一度立ち寄りたいと思っていたのです。
入場するとエスカレーターで3階まで上げられ、そこから下のフロアへ降りていきながら博物館内の車両を見て回るという順路。
3階の吹き抜けからの眺めがすごい。
ただこの施設、展示車両への照明の当たりがイマイチ・・・・。
天井が低くて光源から車両までの距離を取れないからかな。
実はこの写真もPhotoShopで明るさ補正を掛けています。
元画像はこんなんですわ。
ちっょと残念です・・。
比較的新しい(?)国産車から・・・
60年代のアメ車に・・・
戦前のオート三輪まで幅広い展示がされています。
トヨタ博物館並みのマニアックさです。
オート三輪は古いモデルから・・・。
4輪車へ切り替わる直前のものまで年代順に並んでいてデザインの進化が面白かった。
スバル360と当時の生活の様子を表した展示。
車両にはそれぞれ説明が添えられており、メーカーや年式、エンジン形式に排気量、エピソードが記されています。
全部読んで回るのは無理だけど、気になった車両の説明は全部読んでしまった。
年式だけは全部ダミーのナンバープレートに記されているので一目で分かる。
1951年ソビエト製 ZIM
直列6気筒 SV3,500cc。
同年代のアメ車と同じ雰囲気だけど、窓の薄さや細かなシルエットにアメ車とは違うスパルタンさ(?)を感じる・・・。
1967年中国製 紅旗
水冷V型8気筒 OHV5,655cc。
公用車らしい。中国製の古い車ってあまり見る事ないので新鮮。
1948年 トヨタ トヨペットSA型
水冷直列4気筒 SV 995cc。
戦後初の乗用車として発売されたものらしいが総生産台数は215台だけだとか。
っつーかほぼビートルですやん。
1938年 トヨタ ABR型フェートン
6気筒 OHV 3,389cc。
なんだこのSF感あふれるフォルムは・・・・
乗用車として売られていたものらしいが殆どが陸軍に納入されたものらしい。
これも生産台数は少なく350台。
こっちはダットサンの改造救急車らしい。
味のあるフォルムだなぁ・・・。
ビートルコーナーだ。
こうしてみるとオーバル、スプリットの時代のフロントガラスは薄いなぁ・・・。
カルマンギアにバリアント。
カルマンギアはちょっと乗ってみたいかな。
可愛い一つ目。
名前忘れたけどトヨタ博物館にもあったな。
メッサーシュミットは鬼岩MTGで良く見るので俺にとっては今更感ある。
ミゼットにもいろんな形があるんだなぁ。
燃料かオイルか分らんが、このキャップかっこいい・・・・。
この辺りの展示は照明の当たり方が一層残念だな。
こんな渋いクラシックベンツが天井の低いスペースに押し込まれている・・・勿体なくない?
天井ギリギリ・・・。
古いフィアット500。
ルパンが乗ってた奴だって。
更に古いフィアット。
すごい、こんな可愛いモデルがあったんだ・・・。
バイクだ!!!
(この辺も見飽きてる)
1899年のフランス製。
19世紀まで遡ったか・・・。
この辺りは大型車両コーナーですかね。
こっちは軍用車両かな。
フォードの軍用トラック。
鼻先の絞り込みに対して、運転席から後ろまでの張り出しが凄い。
写真じゃ分かりづらいけど実物のボリューム感すごい。
消防車どっちもかっけぇな!!!
こんな展示もしていた。
トイレの便器が海外のものを使われているのです。
なかなか見慣れない物なので、なかなか面白い。
用を足す用事もないのにオッサンが便器をジロジロ見て回ってるんですよ。
気持ちは分かるが人の放尿中に覗くなコラ。
ベトナムの子供用の便器はクソやばかったな。
館内放送でボンネットバスに乗れるというアナウンスが。
受付窓口に行くと15分後の出発の便に乗れることになった。
残っていた最後の1枚のチケットでした。
あれだ、普通は2人以上で来ているから、野郎一人でこのチケットを貰いに来る奴は俺くらいしかいないという事だ。
ボンネットバス以外にも、センチュリー、リンカーン、トゥクトゥク(2スト)、消防車みたいなゴルフカートなどが駐車中内を来場者を乗せてグルグル回っていた。
どれもタダで乗せてくれるみたい。普通では乗れない車ばかりなので、良い思い出になりそうです。
ちっょとリンカーン乗りたかった…
時間になったのでボンネットバスの元へ。
な、ナンバーが旧ナンバーのままだ・・・すごいな。
野郎一人なので邪魔にならないよう最後尾の座席に身を潜める。
50年前のバスという事で、なかなかゴリゴリした乗り味でした。
振動も大きいし、変速ショックも大きい、サスペンションもあまり効いていないし。
15分ほど、博物館の周りを走って帰ってきました。
すげー街中の視線を集めてましたね。
運転席。
かっけぇ。当然エアコンはなく、三角窓から走行風を取り込む形。
後部座席の天井に1か所風を取り込むダクトがあったが、これは夏厳しそうだなぁ・・・。
そんな感じの日本自動車博物館でした。
さてと、北陸ツーリングを続けようか。
こんばんわ
自動車博物館いいですね、懐かしいです。
こんなに味のある車が あったのですね、
再認識できました。
また、行きたくなってきました。
ハマーさん
正直、長久手のトヨタ博物館の方がずっとスゴいですけどね。
ここはココの良さがありましたが・・・。