三重県 尾鷲市にある便石山へ登山してきました。
とはいえ、バイクで林道を走り山頂ギリギリまで近づいての1時間無し程度の登山ですが。
像の背と呼ばれる絶景スポットが目的です。
2018年4月28日(土)AM10:00
ゴールデンウイーク初日。
泊まりか日帰りか決めぬまま、東名阪、伊勢自動車道、紀勢自動車道を走り、尾鷲ICを目指す。
ひたすら高速なので語るべき事はない。
尾鷲ICを降りて、最寄りのイオンでメシを食おうかと思っていたが忘れて林道の入り口に到着してしまう。
戻るのも面倒なので朝飯も昼飯を食わぬまま山登ろうかと考えたが、少し離れた所にラーメン屋を発見。
ここでエネルギー補給と飲み物を購入。
ヒエッ・・・。
山に住むのは命がけだなぁ・・・。
国道42号線。尾鷲トンネルの少し北に林道の入り口があります。
ネットの情報によると、狭い道ながらも舗装された道路が登山道まで続いているそうです。
ここを左に行って・・・。
落ち葉とか結構ヤバイけど、ゆっくり走れば問題なし。
GW初日ですが、対向車も後ろから来る車もいませんでした。
こんな感じのバイク殺しトラップが2か所ほどありましたのでお気をつけ下さい。
林道に入り数分程度で小さな駐車場が。
ん!!?
ダートやんけ!!!!
登山道まで舗装されてんじゃないのかい!!?
黄色く塗った道が走ってきた林道。
地図を見ると道はまだ先に続いている。
歩ける距離ではない。
ソフテイルでこれだけの長さの未舗装路を走るのは怖い・・・
諦めて帰ろうかな・・・
いや、舗装されていないのは一部区間のほんの数百メートル程度かもしれない。
少しだけ歩いて様子を見に行こう。
5分ほど林道を歩くと立て看板と谷に続く道が・・・。
!!
ここが登山道の入り口か!
林道が山を下りた先の登山道入り口と、山頂への道の途中を横切っているのです。
登山道まで舗装されている訳ではなかったようです。
舗装路の終点の小さい駐車場から徒歩5分で登山道の入り口です。
分かりづらいわ!!!
こういう事だ。
林道の終点が登山道の入り口かと思ったが、そういう訳ではなかった。
駐車場まで戻り、上着を脱いでウエストポーチを肩にかけ登山準備をし、再度登山道の入り口へ。
1.5往復して地味手に時間を食う。
さてここから60分の山登りです。
登山道は、道ではなく97%くらいが階段でしたね・・・。
ずっと登りっぱなしで10分で息が上がる。
これはなかなかハードだぞ・・・。
階段とはいっても、自然の石を歩きやすいように積んだだけの簡単な足場。
手を使わないと登り切れない急な登りも多々あった。
時々、行く先の道が山道なのか、たまたま空間が開けてるだけの場所なのか分からなくなる。
この写真の場所に出た時は、マジか、ここを登るのか・・・と思ったが・・・。
よく見まわしたら登山道はコッチでした。
びびった。空間が開けてたのでそこが最初に目に留まり、あんな岩と倒木だらけの所を登らされるのかと思った・・・
30分ほど登ると鉄塔が。
鉄塔のメンテナンスをしに来ていたおっちゃん達が5人ほど居て、丁度下山する所だった。
ペンキやワイヤーの束を担いでここまで来たのか・・・お疲れ様です。
この鉄塔から先は山道が完全に整備されており、非常に歩きやすくなります。
前半の酷い登山道は何だったのか・・・。
とはいえずっと登りなのには変わりなく、ハードな登山が続く。
因みに登り始めてからここまで全く眺望が無いというのも鬼畜。
そしてようやく山頂に。
山頂には「像の背→」の看板が。
その先にようやく木々の開けた場所が!!!
????。
いや、ここじゃないな。似てるけど。
更に1分ほど歩くと、今度こそ本物の像の背が!!
ファーーーーーー!!!
これは凄い。
1時間の登山疲れも吹っ飛ぶ絶景!
右手・・南には尾鷲の市街地が見えます。
俺が行きそびれたイオンが見える。
しかしメシ食わずに山登るのは止めておいて本当に良かった。
思った以上にハードな道だったよ。
左手・・北側は紀北町に続く国道42号が続く。
あの山崩れ、ラーメン屋から見た奴だな。
ええい普通の写真ではこの景色の良さが伝わらない!!
iphoneのパノラマ写真だ!!
パノラマ写真でも伝わらねぇ!!
動画だ!!
うん、パノラマ写真も動画もダメだね。
この景色の素晴らしさは実際にココに来ないと分からないよ。
名古屋から高速で2時間30分、尾鷲ICから登山道まで15分、山頂まで60分だ。
それに実際は休憩したり写真撮りながらでも50分無しで山頂まで行けましたよ。
近い近い。
像の背の上で、30分くらいボーっとしていましたが、
GW初日というのに自分以外の登山客は誰も来ませんでした。
完全にこの眺め独占でしたね。
全裸になってても大丈夫だったと思う。
もういっちょ動画。
ロングバージョンだぜ。
さてさて、いつまでもココにいても良いくらい気分がいいですが、日が出ているうちにバイクも楽しんでおきたい。
下山だ!。下りは30分ちょいで登山道の入り口まで戻ることが出来ました。
往復で500mlのスポーツドリンクが丁度無くなったよ。
林道を降りて、鳥羽方面へバイクを走らせる。
今回はスロットルボスを忘れてしまい、くそ重いHSR42キャブのワイヤーを引く右手が痛い・・・。
もうスロットルボスが無いと長距離走れない体になってしまいました。
さてさて、折角こんな所まで来たのだし、少し海沿いの道を走っていきますかね。
尾鷲・鳥羽ツーリングレポートに続く!