ハーレー・ツーリングモデル用のK&H製ダブルシートが半額近くでヤフオクで落札できました。
ほぼ新品ですねコレ。
コレですね。
なかなか高級品です・・・K&Hは昔から知ってるメーカーですが、「バイクのシートにそんな金払えんわ!」という位の高額なシートしかラインナップしておらず、割と眼中に無かったのですが、ロードグライドの乗り心地と足つき性向上のためにはコレしかないという結論に至りまして。
先日落札したメリケン製のリビエラのシートの乗り心地がイマイチだったので、
日本人向けに作られているという触れ込みのK&Hシートに心惹かれたのです。
シートは本革!!(リビエラは合皮でした)
メッシュの型押しやステッチ、タックロールのパターンなど、デザインも質感も申し分なしである。
ネームプレートの他にスターが付いてるな?前オーナーのカスタムだろうか。
まぁ、シートエンドはトップケースに隠れてしまい見えないのですが・・・。
取り付けてみる。
ロードグライド・ウルトラの大きさにも十分マッチするボリュームのシート。
リビエラは華奢過ぎたな。
ボリュームがあるとはいえ、内腿が接するシートの先端はかなり削ぎ落されており足つき性はかなり良い。
ツーリングモデルの純正シートは幅があり、内腿を押し広げられてガニ股になってしまうのですが、このK&Hのシートならまっすぐ真下に足を降ろせて足つきも良いし、足の角度的に力も入れやすい。
シートの下側が抉れてますが、これはサドルケースガードの取り付け用の「逃がし」ですね。
この逃がしと、シート先端幅を削ったため、フレームが露出してしまう点だけがこのシートの残念な所かな。
↑これはノーマルとリビエラシートの比較画像。
純正やリビエラはちゃんとフレームが隠れてくれるのです。
次は幅の参考として、こちらがノーマルシートの幅で・・・
こちらがK&Hのシート。
先端の幅が全然違いますね。
ソフテイルと同じくらいのシート幅になりました。
内腿に当たる部分や、お尻のホールドする面積は、ノーマルシートに比べると少なくなりますが、姿勢の安定に必要なホールド性は十分確保されているので問題無し。
フィット感が少なくなって、最初のうちはお尻が寂しい気分になるかも(?)。
シートの硬さは、手で触る感触だけで言えば結構硬め。
K&Hのシートスポンジは硬めと言われていますが、これが丁度いい反発なのだとか・・・確かに座ってみても不愉快に感じるものではない。
乗車位置も、日本人向けに作られているという触れ込み通り、ノーマルシートよりやや前気味となり、ハンドルやステップが気持ち近くなります。
(因みに猫好きの体格は175cmの超ガリです)
足つきも良くなり、乗車位置も丁度良く、腰のホールド性も良いし、なによりデザインや質感が最高。
これはいいシートだ。
長く使っていけそうな気がします。
ちょっと高かったけど、良い買物だった!!
迷走した結果、4つもシートがある状態に・・・
左から、買って失敗したリビエラのシート、
普段使ってる中古で買った純正シート、
ロードグライド購入時に付いていたウルトラモデル用純正シート、
今回買ったK&Hのシート・・・
です。
K&Hのシートとウルトラシートを残して、後はヤフオク流しにするか。
ウルトラシートはそのフカフカ感がまた違う方向性で良いシートなので、長距離ツーリング用シートとして残しておこう。