自宅のすぐ隣に、大きな木が生えています。
何の木かは知りませんが、隣の家の敷地に生えている木は
自分が生まれた時からそこにあり、
部屋の窓から外を見ると、それはいつも目に入りました。
その木が今日、切り倒されてしまいました。
他所の家の敷地にあるものだから自分がどうこう口を出す資格はないのですが、
なんとも寂しいものです。
昔は部屋の窓から名古屋駅の高層ビル群が見えたけど、
木は年々大きくなり、今ではビル郡までの視界を塞いでしまいました。
2005年以降開催されていない矢田川花火大会の頃は視界の邪魔にはならなかった筈ですが、
もし今花火が開催されたら、その木が邪魔で花火の2/3は隠れてしまうそうです。
流石に大きくなり過ぎてしまったのでしょうか。
今朝、木の伐採が始まった時、ふと気づいたのですが、
自分の部屋のベランダから身を乗り出せば、
辛うじて木の枝に触れられそうでした。
それが何となく、木が自分に向けて手を伸ばしているように見えたのです。
ベランダから手の届いた枝の先を毟り、
水を入れたコップにさしてから会社に向かいました。
毎日見ていたにも関わらず、
自分があの木に触れた事はこれまで無かったと思います。
それが今日、初めて手の届くところまで来ていた事に気づき、
同時にお別れの日になってしまいました。
なんだろうね。
何とも、名残惜しかったのです。
こいつ水にさしといたら根が出るかな?
植物を育てる趣味は無いですが、
こいつは何となくもう一度木という姿にしてやりたいな。
いや、どうせ数日後には枯れるか。
そんな木曜日。
猫さんのそんなところが好きです。
・・・男だけど^^;
ええ話やないですか(泣)
なんか心に沁みましたわ!
男か・・・(落胆)