こんばんわ。
先日書いたハーレー社dis日記に同意のコメントを幾つか頂き気を良くしている猫好きです。
当クソBLOGは、俺の独り言が一方通行で発信されるだけのコンテンツで、
コメントなどの反応がある事は稀なのですが・・・。
なほ他者を貶す読物は閲覧数を稼ぐべしかし。
調子に乗りてけふもハーレーdis日記をしたためたもう。
まずはここ数年値上がりを続ける車両価格の話。
2019年に書いた以下日記の続編というか、
この頃から状況変わってきたという話です。
(この日記も昔の日記なのに閲覧数多いな・・・)
みんな大好きソフテイルスタンダード。
猫好きがハーレーに興味を持ち始めた頃の、2002年の新車カタログでは178万。
2024年モデルのソフテイルスタンダードは235万。
1ドル110~120円前後をウロウロしていた頃に比べると50万以上の値上げッ!!!
と思いきや、ハーレーダビッドソンジャパンの正規ディーラー締め上げによる自爆営業のお陰で、
ほぼ新車が50万~100万円くらい値引きされて売られており、意外と2000年前半の頃と変わらない価格で新車のハーレーが買えます。
地獄。
ハーレーが庶民の手に届く時代が帰って来ました!!
今がチャンスですよ!!
俺は要らんけど。
ここからはデザインの話なんですけど、
見てよ、この昔のソフテイルスタンダードと今のソフテイルスタンダードの違い・・・
なにこの・・・ずんぐりムックリしたシルエット・・・。
ボバースタイルのカスタムベースです!!
と言い張るのなら「はぁ、そうですか」と納得できますが、
ソフテイルはメーカーカスタムのチョッパーモデルじゃないのかよ。
ソフテイル「スタンダード」と言う、カスタムベースの廉価モデルを出してくれたことは評価する。
2010年頃から、各モデルのスタンダードモデルが長い事日本のラインナップから外れていたので。
しかし最も安い廉価版モデルで235万(新古車で180万で買えるけど・・・)は、廉価とは言えない。
そして、マジでカスタムしないとダサくて乗れないバイクを出すな。
横からだと分からないですが、
昔のソフテイルはワイドフォークだったので、正面から見たスタイルに迫力がありました。
長めのワイドフォークに21インチスポークホイール・・・
これがソフテイルらしさだと思っていたのですが・・・。
今のソフテイルは、19インチのキャストホイールに普通の長さのフォークです。
2016年のFXD(ダイナ)シリーズ廃止に伴い、
FXST(ソフテイル)シリーズにダイナのデザインテイストが合流したため、
ソフテイルと言うブランドイメージがブレてしまったような気がします。
シリーズのイメージを大切にしないバイク造りに反感を感じてしまう・・・。
もうハーレー社的にはソフテイルフレーム=チョッパーというつもりは無いのかもしれんね。
よくよく見てみると、2020年モデルからはFLSTとかFXSTみたいなモデル名は無くなってましたね。
そもそもソフテイルフレームで、ソフテイルの名を冠しているのは、ソフテイルスタンダードだけではないか。
ツアラー以外のビックツインは全部ソフテイルフレームで、スタイルもゴッチャ混ぜだったわ。
・・・これは俺の認識が古かったみたいです。
フレームとかスタイルの系統みたいなのはもう無いのね・・・。
フレームの話。
先日の日記でも触れた、もはやリジッドフレームには見えないリジッドフレーム風フレームですが・・・
こここにフレームが見えない、というのはスッキリしてて良いですね。
でも、このマフラーを変えた瞬間、クソダサスイングアームが露出する事を考えると、
カスタムの自由度とか、もう考えてデザインしてないんだろうなという事を察してしまう。
こういう、どんどんカスタムし辛くなっていく所も嫌い。
2000年くらいまでのハーレーは、殆ど共通パーツで出来ていて、
バリエーションモデルごとに違うのは外装パーツの一部・・・
というくらい統一されていたのに、(ただの手抜きかもしれんが)
今はモデルや年式ごとに細かくパーツが分かれており、
これもハーレーを知ろうという気になれなくなった点の1つかな。
こういった共通項目が、ハーレー乗り同士が会話する中で、
カスタムやメンテナンスの話をし易かった、という点もあると思っています。
今では同じハーレー乗りでも、ソフテイル乗りとツアラー乗りで、その辺の話が食い違う・・・
という事も多いのではないでしょうか?
ここ10年で、そういう話がし辛くなって、メンテやカスタムの話が盛り上がりにくくなったような気がする。
先日の日記で言った今のハーレーが好きではなくなった、という具体的なポイントは、こういう所ですね。
さて、そろそろファンが裏返ってアンチ化した醜い姿を見せるのは恥ずかしくなってきたので身を隠そうと思います。
次回からは通常営業します。
私はむしろ今のハーレーの企業努力を評価しています。
企業として未来を見据えた事業展開を考えるのは当たり前だと思うし、先の無い事業形態の会社に若者が入社するとも思え無いからです。
会社である以上そこで働く人がいて家族を養わないといけないし、賃金が上がらないと人材が流出してしまいます。
変わらないといけないのはそんな当たり前の企業努力に文句を付けてメーカーを後ろから刺すような事をしている古参ユーザーや自称ファンだと思います。
私自身ハーレーは2台乗り継いでいてTCソフテイルから最終型のV−RODに乗り換えました。
V−RODも発売当時は今の水冷スポーツスターぐらい古参ユーザーから貶されてましたが、私はハーレーが新しくなりたい!と勇気を出して一歩を踏み出したその気概にシンパシーを感じて購入しました。
結果として乗りもしないで水冷わ〜と批判している連中には解らない水冷レボリューションエンジンの魅力を知る事が出来て大変満足しています。
あの2面性のある回転フィールの変化と暴力的な高回転領域の陶酔感はホンダやBMWでは出せないハーレー独自の特徴であり、空冷でー、三拍子がーしか興味無いユーザーでは知り得ないハーレーの魅力です。
他者の挑戦や失敗を笑うのは誰だってできます。
本当にファンなら頑張っているメーカーをもっと愛してあげましょうよ!
長文乱文で申し訳ありません。
藤城さん
ハーレーは大企業としてやらないといけない事をやってるだけなんですよね・・・
ただ、これまで培ってきたイメージのせいで、何をやっても一定の非難が出てしまうという・・・
皆に受け入れられる、ハーレーの新しいイメージが出来るといいてすね。
ちなみにV-RODはまぁまぁ好きでしたが、
今のパンアメリカやスポーツスターは、
エンジンノイズがやかまし過ぎて好きにはなれませんでした・・・エンジン掛けた瞬間からマジかよコレと思った。