BMW K1600Bが欲しい


はい、先日のロードグライド乗りの手のひら返し日記の続きです。
ハーレー・ロードグライドを手放し、次に乗るバイクを探しております。
>>前回日記「ロードグライドを手放した理由」


いま目を付けているのがBMWのK1600B。
2017年よりK1600シリーズに追加された、ドイツ製のアメリカンバカースタイルのツアラーです。
エンジンはなんと並列6気筒1649cc。
4発にも乗ったことない人が、6発のバイクを買おうとしています。


この路線の王道といえばホンダのゴールドウイングです。
2018年にモデルチェンジしてからのスタイルはカッコイイと思うがちょっと巨大すぎますね。
あとシート幅が広いというか、バイク全体にクビレがなく凄いずん胴。
デザインが猫好きの好みには合わなかった。K1600Bの方がシルエットが美しい。
あとおっさんバイクの代名詞というのもちょっと・・・(俺もおっさんだけど心は永遠の14歳だし・・)


ロードグライドウルトラの装備重量413kgより80kg近く軽い336kg。
以前乗っていたエボソフテイルは320kgという重さでも余裕で乗り回せていたので、
一見巨大なバイクではあるもののソフテイルと同じくらいの気軽さで乗り回せると思っている。
何より標準でリバースギアが付いているのが安心感高い。
おじいちゃんになっても乗れるのでは?


風防効果は、フロントカウルの面積がロードグライドに比べて物理的に少ないのを懸念していたが、
ちゃんと風の流れを考えた作りになっているらしく、あまり心配する事もなさそう。
ウインドスクリーンは電動で風の流れも調整できるし、
カウルにはウインドディフレクターも付いていて、走行風をライダーに向けて流すことも出来る。
ロードグライドと違って夏場クソ暑かったり、冬は膝だけが寒いという事もなさそうだ。
(写真は試乗してみた2022年式のK1600GTL)


電子制御サスペンションで、走行中の車体の動きも異次元レベルの快適さ。
ハイパープロサスペンションも素晴らしかったが、K1600Bのサスペンションは構造から違う。デュオレバーだ。
ロードグライドで諦めていた町中や峠道も快適に走れそう。

走行モードもクルージングモードとスロットルレスポンスの鋭いスポーツ走行モードに切り替えられるらしい。
サスペンションの設定も変更可能。
オーディオもついてるしグリップヒーターやシートヒーターも付いてて、至れり尽くせり。
(走行モード切替とかシートヒーターは要らん気もするが・・・)


もうね、ちょっと試乗しただけで、BMWのバイクの細やかな気配りをバイクのあらゆる所に感じたよ。
それに比べハーレーは、
「ウチの最高にCoolなエンジンさえあれば、走って止まる以外の機能は必要ないだろ?」
と言っているようなスタンスに見える。
ひょっとしてハーレーって、めっちゃ適当でガサツな作りしてる??

・・・してるな。
そんな事は昔からみんな知っててハーレー乗ってるんだもんな。
BMWもインディアンも最近は凄いぞ。
大丈夫かハーレーさん。
2015年のプロジェクト・ラッシュモア以降は多少マシみたいだけど・・・。


K1600は色々シリーズがあり、K1600Bはいわゆるローダウンモデルです。
シート高も750mmと低めでシート幅もシェイプされそんなに広くなかった。
標準モデルのK1600GTはシート高810mmとで高めで、ステップの位置も足を下したところにあって邪魔だった。
その辺の事を考えると、K1600B一択かな、と思っている。
(写真はシートの高い方のモデル)


懸念としては、これまでハーレーばかり乗ってきた自分が、並列6気筒の超静かなエンジンを退屈に感じないか・・・
という点だが、試乗した限りではこれはこれで面白いという感想でした。
これまで空冷単気筒か2気筒のバイクしか所有したことないので、モーターのようなエンジンが新鮮です。
それに、自分はツアラーにはエンジンの面白さは求めていない事が分かったので、
快適さに全振りしているK1600はベストな選択肢だと思っている。

バイク写真 プロ撮影
ハーレーの楽しさは二号機として所有するスポーツスターがあれば十分だね。
というかハーレーの中でスポーツスターが一番楽しい。
というかバイクの中で一番楽しいと言ってもいい。
みんなビックツインに騙されるな。スポーツスターが至高だ。長距離辛いけど。
(エボソフテイル・ツインカムツアラー・スポーツスター2台買った人の感想)

しかしK1600B、不人気車みたいで中古車のタマがあまりない・・・。
こんな高機能でグラマラスでかっこいいのに・・・
スポーツ志向の強いBMWユーザーは300キロ超えのバイクは乗りたがらないのだろうか。
ロードグライド好きな人には絶対刺さると思うんだけどなぁ。
元々のBMWファンをターゲットにしているわけではなく、ハーレー乗りの取り込みを狙ったモデルかな?

あとハーレーと違い、BMWはリセールバリューが低い。
ハーレーの中古は頑張れば買った値段で売るという事が可能だが、BMWはどんどん中古価格が落ちていく。
そういった理由もありハーレーを買い続けていたが、そのサイクルから抜けてBMWを買うという事は、今度バイクを買う時は資金調達に苦労するという事だ。


と言いつつも、長距離用バイクはK1600Bを買ったら、もう買い換えないかもしれないな・・・。
市販されてる車両の中で自分の希望に合う車両はコレしかないんだもん・・・
ハーレーも、俺にとってはスポーツスターが原点にしてゴールだという事を理解できたので、今のところ手放す気も無い。
下駄バイクもカブという最強のマシンがある。
ひょっとしたら、自分のバイクライフの中でバイク買うのはこれが最後になるかもな・・・。
という気がしないでも無いが、2年後くらいにまた何かバイク買ってんだろうな・・・・。


・・・・という日記をダラダラ書きかけで放置しているうちにK1600B契約しちまったんだな。
いつもの事ながら展開が早い。
まぁ、これに至る経緯も色々あったので、また日記のネタにします。
続く。

>>その後のK1600B関係の記事はこちら

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