こんばんわ。
原神布教活動のお時間がやってきました。
最近語れていなかった想いをブチ撒けます。
来たる2024年8月28日。
原神の大型アップデートが行われます。
毎年9月前後の時期に、原神の世界にある7つの国が1年に1つずつ公開されていくのです。
今回は登場キャラクターの名前から推察するに、
南米のアステカやマヤ文明をモチーフとした国を冒険できるようになります。
・・・と思っていたら、次バージョンの予告番組で公開されたメインテーマのオーケストラムービーで、
スワヒリ語の歌詞や、アフリカの民族楽器が登場したため、次の国は南米とアフリカがモチーフとなっているようです。
南米とかアフリカかぁ・・・
原神の雰囲気に合った世界観で出来るのかなぁ・・・
特にBGMとか大丈夫かな・・・
サービス開始時のメイン作曲家のユーペンチェン氏も辞めちゃって、原神のBGMのクオリティ落ちてきてるし・・・
と心配していたのですが、
新バージョン予告番組で公開された、新しい国のメインテーマと、戦闘曲が良すぎた。
もう2億回くらい繰り返し聴いてるけど、原神のこれまでの楽曲の中で一番好きかもしれない。
こんな力強い壮大なメロディーなのに、何処か寂しさを感じる・・・・
これまで原神の世界観を体験してきている人が聞くと、胸に来る物があるのではないかなと思う。
南米とかアフリカかぁ・・・という懸念はぶっ飛びました。
というか、リリース時のメイン作曲家、ユーペンチェン氏を越えてきたのではないだろうか。
(ユーペン・チェン氏のアシスタントの方が作曲されているらしい)
やはり、原神はオーケストラと民族音楽を混ぜるのか上手い気がする。
ユーペン氏が離脱したタイミングが、ヨーロッパをモチーフとした国だったため、BGMの印象が薄くなってしまった気がしていたが、
ヨーロッパがモチーフ = BGMは普通のオーケストラ
という事になってしまったため、お得意の民族音楽とオーケストラのミックスが出来ず、印象の薄い物になってしまっていたのだろうか。
これまでの原神のテーマ曲を振り返ってみる。
原神2年目の最初の大型アップデートで追加された国は、日本をモチーフにした「稲妻」。
詫び寂の聞いたメロディーながらも、勇猛さを感じるテーマ曲。
2曲目の戦闘曲は、これまでの原神の戦闘曲と同じフレーズで作られており、とても感動した思い出。
原神は国ごとに5、6曲くらいの戦闘BGMがあるのですが、そのうちの1曲だけは全て同じフレーズで構成されており、
国ごとで全く違う印象の曲なのに、フレーズが全て共通しているのです。
国と世界観が大きく変わっても、耳になじんだフレーズをどの国でも聴ける、というのが上手くBGM設計されているなと思いました。
3年目に追加されたのが、中東とエジプトをモチーフにした「スメール」。
シュメール文明モチーフといってもいいかもですね。
この国の追加の時も、「中東でアラビアンな原神かぁ・・・」と心配になりましたが、その懸念もメインテーマを聞いて吹っ飛ぶ。
今年と同じパターンでしたね。
壮大さ、偉大さ、そして怪しさを感じさせるBGM。
モチーフとなる世界観を、上手く原神の世界観に落とし込んだなと感心したものです。
4年目に追加されたのが、フランス、イギリス、スペイン、あと少しだけギリシャといった、ヨーロッパモチーフの「フォンテーヌ」。
このバージョンから、猫好きが崇拝していた原神のメイン作曲者、ユーペンチェン氏の退社により、そのクオリティに不安を感じるようになる。
実際、スメール編の中盤頃から印象に残る曲が減り始めたと感じていた時に飛び込んできたニュースでした。
が、フォンテーヌのテーマ曲と戦闘曲は、これまでの国のテーマ曲に負けてはいませんでした。
フォンテーヌは「水の国」というテーマもあり、優雅で静かな、透明感のあるメロディーがとても良い。
フォンテーヌでは、テーマ曲より戦闘曲に感動しました。(上記ムービーの2曲目です)
ゲームの戦闘曲なのに、とても静かで抑えめな曲調から始まり、どんどんと「溜め」ともいえる盛り上がりが続き、後半でどんどん盛り上がっていく・・・
全編を通して、透明感のある抑え気味の曲調なのですが、その中に渦巻いている激流のような物を感じます。
戦闘曲として分かりやすいノリノリのBGMではなく、この静かな戦闘曲をメイン戦闘曲に持ってきたチョイスが凄いと思ったよ。
しかし、テーマ曲と戦闘曲はこれまでのものと負けてはいないとはいえ、
フォンテーヌは、これまでに比べて印象に残るBGMは少なかったと言わざるを得ない。
それも、前述したとおり、お得意の民族音楽を混ぜる事の出来ない、普通のオーケストラの曲調にせざるを得ない世界観の国だったから・・・
という理由だったのかもしれませんが。
そして原神5年目の、南米、アフリカをモチーフとしていると思われる炎の国「ナタ」。
感想は冒頭に書いた通り、これまでの原神のテーマ曲の中で一番心動かされました。
これまでのゲーム体験のせいもあるかと思いますが、普通に泣きそうになった。
これ、3か月後くらいにナタのメインストーリーが終わっていると思うのですが、メインストーリーを見届けたあとに、またこのテーマ曲を聞いたら、泣く自信があるくらい心動かされた。
凄まじい力強さ、その中に感じるある寂しさ、荒野感、・・・・あるいは孤独感?
一体どんなお話しになるのか、とても楽しみです。
因みに原神リリース時から公開されている国で、
ドイツをモチーフにした風の国「モンド」。
中国をモチーフにした岩の国「璃月(リーユエ)」があるのですが、
この国にはテーマ曲のオーケストラ動画がありません。
原神がこれだけヒットするとは思っていない時だったから、作られていなかったのだと思いますが、
何かモンドと璃月だけ国のテーマ曲オーケストラが無いのは寂しいな。
今からでも作ってくださいよ。
(上記動画は璃月の戦闘曲と街の曲のオーケストラ収録ムービーで、稲妻以降のテーマ曲オーケストラムービーとはちっょと違うのです)
原神のBGMがやべぇなと思い始めたのはバージョン1.5で追加された、中国をモチーフにした国に追加されたボスのBGMですね。
そこでユーペンチェンの名を知り、原神のBGMってやばいのでは?と気づいた思い出。
こちらはユーペンさんが手がけた最後のボス曲。
最初は変な曲作ったなぁ・・・と思ったが、これはスルメ曲でしたね。聞けば聞くほど好きになっていった。
この曲の世界観を説明するのは難しいな・・・
ロシアのゴシックな犯罪組織に所属する平安京生まれの日本人がガンダムに乗って襲い掛かって来る時のBGMですね。
何を言ってるのかわからねーと思うが多分原神プレイしている人には分かって貰えると思う。
そんな様々な世界観をとても素晴らしいBGMで包んでいる原神。
原神は儲かっているからか、ゲーム内のコンテンツや報酬のバラまきみたいな事をあまりしないのですが、
(TVCMで良く見る、ソシャゲのガチャ100連無料!とかは原神ではマジであり得ないです)
今回の大型アップデートからは、大分緩和されたというかサービスが良くなりました。
「原神」とは別に、同社がリリースしている「崩壊スターレイル」や「ゼンレスゾーンゼロ」といったゲームとを掛け持ちでプレイしているユーザーも多いようで、
ある程度緩和しないとそれらのゲームとの両立が難しくなってきているのだと予想している。
(猫好きもゼンゼロに嵌り気味です)
単純にリリースから丸4年が経とうとしている中で、飽きて引退するプレイヤーを繋ぎとめるための施策でもあるのでしょうが。
ともあれ、原神始まって以来の新規プレイヤーの始め時ですよ。
★5キャラ1人配布だそうです。これは原神丸4年間の歴史の中で初の事件です。
古参勢は恒常キャラなんか要らねーよと思ってるでしょうが初心者にはなかなかの優遇処置です。
原神やりましょう。
基本無料で、月に600円程課金すれば、限定キャラクターの半分以上は確保できる位です。
無課金でも全てのコンテンツをクリアできますが、やはり毎バージョン事に追加される新キャラが新しいゲーム体験の大きな追加要素となるので、好きなキャラクターを確保できるだけの課金はしたいですね。
それにしても、原神は基本無料で、更にゲームを取り巻く様々なコンテンツ(オーケストラ、制作秘話、イベント用の特設Webサイト)も全て無料なのに、
コンビニのビニール袋が有料なのはおかし過ぎる。
やはり新次郎を総理にしてはいけない。