スポーツスターのフロントフォークを伸ばしました。
1.5インチだけ。
凄い中途半端。
チョッパーにするつもりで失敗した訳ではなく、どちらかと言うとオフロードやスクランブラー車のスタイルに寄せた感じです。
上記画像のようにビフォアー・アフターで比べれば違いは分かりますが、
このように静止画だとフロントフォーク伸ばしてあるなんて、誰も気づきません。
コッチがフォーク伸ばす前の写真。
スポーツスター乗りならひょっとしたら気づくかも・・・
スポーツスターに馴染みが無い人には、言っても違いが分からんでしょう。
スーパー自己満足カスタムです。
カスタムの動機は、リア18インチに加えて高さのあるタイヤに履き替えてしまったため、
リアが上がりすぎてバイク全体が前のめりのバランスになってしまったのです。
普通のスポーツスターの16インチホイールとノーマルタイヤに比べると、5センチくらいはリアの高さが上がっている筈ですからね・・・
跳ね上がり気味のシート形状もあるのですが、
少し前荷重になってしまい、やや乗り辛く不快。
もっと後ろ荷重で走りたい為、少しだけフロントを上げたくなったのです。
フロントの高さなど、フォークジョイントを付ければ幾らでも上げられます。
問題はどれだけ伸ばすかですね。
最大ですと18cmくらいのフォークジョイントがありますので、それにすれば如何にもチョッパーみたいなスタイルに出来るでしょう。
猫好きも以前乗ってたXS250改400では、18cmのフォークジョイント付けてキャッキャしてました。
フロントがカチ上がり、バイクがデカく見えて迫力アップです。
写真で見るとフロントのカチ上げバイクって、ちょっとカッコ悪く見えるのですが、
実物を人の視点から見下ろした時の迫力は写真では伝わらないものがあります。
なんというか、カチ上げた分、バイクを見下ろす視線に対して、タンクやエンジンが近くなるので、バイクがデカく見えるのです。
カチアゲチョッパーは写真と実物で感じられる迫力が違うと思う。
しかし、今自分が乗ってるスポーツスターは、奇抜なカスタムをせず、ザ・スポーツスターとも言えるようなスタンダートなスタイルを目指しています。
初代エボスポはゼロエンジニアリングに憧れてこんなにしていましたが、今は如何にもカスタムしましたと言うスタイルではなく、スタンダードなスタイルからは外れないようにしています。
なので、極端にフォークを伸ばしてアメリカンに寄せるのはちっょと違う。
というか、個人的にスポーツスターでロー&ロングなアメリカンスタイルは無理があるという結論に至っている。
(B級チョッパーは除く)
短いジョイントでいっかー・・・
となると2インチかな・・・
と思ってネットを探していると、
E/J custom planning & parts supply さんよりも、1.5インチの中途半端な長さのフォークジョイントが出ているのを発見。
いや微妙でしょwww
と思って見てたが、このフォークジョイント、長さがトップブリッジの厚みと同じのため、フォークジョイントの接合点が隠れるというPRポイントがあった。
なるほど、俺もフォークジョイントのつなぎ目は結構イヤと感じている派なので、それが隠れるのはポイントでかいな。
取り付け車両のフォークも見たけど、1.5インチでもまぁまぁ変わった感は出そうだ。
何よりフォークのトップのデザインが拘られていて見た目がかっこいい。
〇%erの1.5インチジョイントより安いし質感も高い。
ワロタ。何だこのマニアックなパーツは。
よし買おう。
早々に着弾。
いつもお世話になっているカワセモータース様に取り付けて貰いました。
出来上がったバイクを二人で眺めて
「何か変わったか?」
と首を傾げるも、跨ってみるとしっかりフロントが上がっているのを感じられる。
たった1.5インチ、3センチ2ミリの違いですが、バイクの高さ、足つき性については1センチでも体感は大分変るものです。
フォークトップのデザインが微妙に凝ってます。
ボルトの大きさが、ノーマルより小さくなってて、ちょっと華奢に見えるのです。
純正のフォークトップ取り忘れてたのでパクってきたお店の画像しか使えないけど、こんな感じ。
角が取れてて丸みのある、雰囲気のあるデザインをしています。
凝ってるなぁ・・・。
トップブリッジをしたから覗き込むと、フォークの接手がギリ見える。
これが目立つ場所にあるとダサいんですよね・・・この拘りは良い。
因みにフォークジョイントは、バレると車検が通らないそうです。(場所によるみたいだけど・・・)
この位置ならジョイント着いてる事バレないだろう。
あとこのバイク、フォークトップを締め付けるボルトが納車時から荷掛けボルトになってて、飛び出しているボルトが昔からダサイと思っていた。
なので、この機にお店に転がってた普通のボルトに交換して貰いました。
スッキリ。
ノーマルに比べると前後の足回りがリフトアップされたことになるので、少しだけサイドスタンドの傾きが強くなってしまう。
が、スタンドにゲタを履かせたりする程ではない。
ハンドル右に切って停めると丁度いいくらいです。
普通のエボスポに比べたら足つき性は少し悪くなってるかも。
(自分はまだ踵までベタ付きなので気にならずです)
フォークジョイント買ったついでに、同社が売ってるタンデムステップボルト穴を埋めるオシャレボルトも購入。
アルミとブラスの2色があったが、ここはアルミで。
錆びたネジ穴が開きっぱなしで結構目立つカッコワルイポイントだったので、これも満足です。
乗り心地を確かめる為近所を走り回る。
大分乗りやすくなったが、すぐに体が慣れてしまい、カスタムによる違いが早々に分からなくなる。
まぁ、こんなもんさ。
8万くらい掛けて初代スポーツスターを883から1200にボアアップした時も、
10分で慣れてしまい、あっという間に8万円分の感動がどっか行っちゃったからね。
そんな感じの超自己満足カスタムでした。
まぁ、見た目より乗り心地改善という目的の方が大きかったのですが。
・・・・しかし、乗りやすくなったが・・・・まだもう少しだけ前荷重が強い気がする・・・・
やはりフォークジョイントの長さが微妙過ぎたか?
もっと長いジョイントにする?
いや、リアと同じように、フロントも19インチから21インチにホイール変えて、
タイヤも高さのあるオフロードタイヤにした方がカッコ良さそうだな。
・・・いや、それは見た目的にやり過ぎか??
そこまでやるとザ・スポーツスターな王道スタイルから外れてきそうだな・・・
おっと、カスタムしたらアレもコレも気になってきた、というカスタムスパイラルに突入しておる・・・。
暫くスポーツスター弄りのネタが続くかもしれません・・・。
なんかこのページ、昔の記事なのにコンスタントにアクセスがあるから宣伝。
BLOGだけでなく、最近はユーチューバー()笑 の真似事もしているので見て貰えると嬉しいです。