HSR42、装着しました。
綺麗にエンジンの間に納まりました。
がんばってキャブのボディを磨いた意味がありませんでしたね。

で、お世話になってるカワセモータースにて、
フルチューンCV[TOURING]とHSR42を装着した状態で
シャーシダイモナで馬力を測定して貰いました。

1996年式ソフテイル。1334ccエボリューションエンジン。
点火はダイナS、マフラーはサンダーヘッダーで、
走行距離は6万6千キロだ！！

5,000回転を上限として測定し、
フルチューンCVの時で51馬力、
HSR42の時で57馬力
という結果になりました。
青い線がCVで、
赤い線がHSR42、
そして緑の線がHSR42でエアクリーナーを外した値です。
(画像クリックで拡大)

因みにツインカム88で大体65馬力、
ツインカム96で75馬力だそうです。後輪出力で。
ハーレーが過去に公式で発表したエボの馬力はクランク出力で67馬力だって。
後輪出力だったらどんなものなのかな。

キャブに付けてる金網とキャブカバーが思いのほか吸気効率を損なっているそうです。
高速・高回転になってくると、エンジンに送り込まれる燃料の割合が多くなってしまう。
空気が吸いきれてないという事ですね。
キャブカバー外した状態が、一番馬力とトルクだ大きく、
燃料と空気の割合も全域にわたり一番適正値に近い結果を出してくれました。

でも、2000回転までならキャブカバー付いている方が馬力もトルクも出ているようなので、
実際の走行ではキャブカバー付きがベストなのかな？

一度キャブカバー外して高速走ってみようかな？
体感出来る差異ではないか？？
だからといって容量や吸気効率のいいエアクリーナーに変える気は無いですけどね。
今のキャブカバー気に入ってるし。
見た目が第一です！

数値的な話はここまでで、
今度は体感的な話。
まだ少ししか走っていませんが、エンジン回した時の加速は格段に鋭くなりましたね。
低回転で混んでる街中を走ってる時はCVとの違いを感じる事はありませんでした。

排気音がやや低くなり、だいぶ歯切れが良くなりました。
アイドリング時に瞬間的にアクセルを煽った時の、
ドダダダンッ！ という音にメリハリが付きましたね。
でもこの辺りは、多分乗っている人にしか分からない違いでしょうけど。

HSRはスロットルが重くなるという話を聞いていましたが、
確かに少しだけ重くなった。が、言われないと気付かないかもしれないレベルです。

・・・結構排気音変わるかも？
と期待して、実は排気音をフルチューンCVとHSR42の両方で撮ってみたんです。
が、殆ど違いが分からないという結果になりました。

フルチューンCV

HSR42

ね。
ちっょと動画では伝わらないレベルだったかな・・・
跨ってハンドルを握り、エンジンの振動を感じながらスロットルを煽ると、
結構違いを感じる事が出来るのですが。

それと、アイドルスクリューの場所が悪く、しかも長いという状態だったので、
ショートタイプのアイドルスクリューを購入したのですが、
これがちょっと短過ぎた。

エンジンに触れるくらい奥まった場所にダイヤルが着いてるんです。
しかもこの位置、いずれ染み出したブリーザーオイルに侵食されて、
油だらけになるな・・・。
ノーマルのロングタイプに戻そうかしら・・・。
いいアイディアをお持ちの方はございませんか？

そんな感じ。
もう少しハッキリとしか感想を言える様になったら、
ソフテイルカスタム紹介ページに追記します。